慶安２年（１６４９）当時西山本門寺の信者であった開基檀越の町田家第６代の治郎兵衛を願主とし、西郷十右衛門菩提のために建立。
　開基は本承阿闍梨日義。１５世日晥は、西山本門寺４０世へ栄晋した。本尊勧請様式は曼荼羅であり、祖像は読経像である。三派合同以前は本門宗。興統法縁に属す。現在の本堂は、大正８年（１９１９）に建立されたもの。昭和６２年に前半分を残して増改築。客殿と庫裡は平成１０年に立教開宗７５０年慶讃事業として新築。山門は平成１２年に新築。当山は、富士宮市の最南端に位置し、境内地は富士・富士宮の２市にまたがっている。

東海道本線富士駅より車で１５分。
身延線入山瀬駅下車徒歩１０分。