妙像寺
住所静岡県静岡市葵区沓谷1316-11
TEL054-261-4074
沿革 | 開創は正応元年(1287年)5月、開山上人は六老僧大国阿闍梨日朗上人であり、第二祖として日朗上人の弟、肥後阿闍梨日像上人とされている。 日像上人は帝都弘通の大任を果たすべく駿河路に入り駿府城下弘教中、城中勤番中老職某より邸を提供され寺院を建立、師であり兄である日朗上人を開祖加歴に推され自ら二祖となられた。日像上人帝都弘教中は迫害を受け帝都を追われる事3回に及ぶがその都度駿府城下に立ち寄り信者の為に法莚を敷かれ、日を経て帰依する者も多くなり伽藍の整備も完くなった。場所としては現在の静岡市駒形通の辺りとされている。 しかし、明治維新ごろに数回の天災、火災に遭い又、市の繁栄に伴い境内も狭められ伽藍もその姿を消し、明治25年(1892年)12月13日近火類焼、昭和15年(1940年)の大火災に引き続き戦災により僅かに山号寺号を残すのみとなった。その後幸い静岡市都市復興計画に伴い寺号の新所在として現在の所在地である愛宕霊園に移転した。 |
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