法華寺
住所静岡県沼津市平沼809
TEL055-966-2104
沿革 | 天正年間に天台宗瑞林寺末の名刹であった法花寺を,身延16世琳珖院日整がこの地に布教して改宗してから、身延直末の東海道東端における布教根拠地として代々西谷講頭を任せしめ,輿門流(大石寺派)及び本門流(光長寺派)多き中に唯1寺身延派の寺として重きをなし、幕末に至った。 然るに,江戸時代より明治にかけて再三の火難に遭い,妙榮山を妙永山と改めているが,明治26年、34世日応が本堂を瓦葺屋根として諸堂改築、35世日泰が庫裡を再建し、36世日励代に至り大本堂を建立、歴代墓地整備,宝蔵を築造した。 しかるに戦後、3町7反余の田畑を開放して無禄となるに至り、38世(旧姓小林)の代、36年に書院・庫裡を新築、続いて本堂屋根替と堂内諸整備を完了、また庭園を造り、車道及び駐車場を設け、無縁基地を整理、山門修復、位牌堂新築、書院増設等々の事業を完遂した。 また立教開宗750年記念事業として、白壁塀造成、境内拡張整備、新山門建立、旧山門水屋に改装、大門拡張整備、駐車場拡張、御影石擁壁造成、銘石欄干設置、石段造成整備、大寶塔建立等行い、田子浦平野を一眸に収める景勝の地にふさわしい寺観を整えることができた。歴代住職の中に身延より入寺した学匠の多いのが目立つ。妙法大曼陀羅は沼津我人道波よけ祈願の由緒を以て名高い。 平成13年4月1日完成報告式を行い、住職50年をもって、39世爪田栄成日基に法灯を継承した。 |
---|---|
交通 | 鏡師師法縁。JR東海・原駅よりバス8分,徒歩20分。 沼津駅よりバス40分。 |