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ひろめよう合掌のこころ

活動内容 2017.05.20

静岡市清水区正法寺 入退寺式

静岡市清水区由比の正法寺で5月6日、第21世手島英真師から第22世手島一真師へ法灯を継承する「入退寺式」が行われ、僧侶檀信徒約三百人が参列した。

英真師は、昭和45年に住職に就任して以来、宗務所長などの要職を歴任。宗外でも由比町教育委員会委員や教育長、東海道広重美術館館長などの重職をこなし、地元の文化教育の発展に寄与した。

そして今年、正法寺の創建七〇〇年にあたり、住職の座を後進に譲ることを決意した。

新住職の一真師は、立正大学仏教学部教授で、中国仏教史の研究者として活躍している。

式に先立ち、稚児約40人を含む晋山行列が行われた。式中には辞令伝達と過去帳・払子の授与などが行われた。

中條暁秀宗務所長は祝辞で、英真師の功勲の一つとして「常設宗務所」開設への尽力を挙げ、感謝と敬意を表した。

一真新住職は謝辞で「先々代が英真上人に授けたお経本に、『行学成辨』との言葉が書き込まれています。『正法寺の住職は勉学を旨とする』との伝統がここに息づいているのでしょう。これからも、お釈迦さまのみ教えと日蓮聖人のお導きを、より多くの人に伝えることに全力を尽くしたいと思います」と抱負を語った。

H29.05.06清水正法寺入退寺式(ワイド) (171)

H29.05.06清水正法寺入退寺式(ワイド) (332)

H29.05.06清水正法寺入退寺式(ワイド) (571)

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