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ひろめよう合掌のこころ

活動内容 2017.02.27

富士市蓮盛寺 法燈継承式

富士市蓮盛寺で昨年11月27日、第三十三世若月秀仁師の法燈継承式と昨年3月28日に遷化された第三十二世海澄院日淳上人(若月勝博上人)の本葬儀が行われ、僧侶檀信徒約400人が参列した。

当日、西谷鏡師法縁長で静岡市本山本覚寺貫首の渡邊日心猊下は祝辞で「現代社会における『無縁』の風潮は、人と人との関わりだけでなく、仏法と人との関係が希薄になっていることが問題です。現代人の心の不安に、宗教の役割は重要。新住職には社会教化に精進されることを期待します」と激励した。

若月師は謝辞で「本日授与された衣に、袖を通して思ったことは、『衣に着られているな』ということ。今着ている白い衣は、今の私の心境と同じで、何色に染まるかわかりません。住職として慢心してしまうときにはお叱りの言葉をいただきたい」と述べた。

午後から富士市常諦寺住職の泉堯顕師を導師に、先代・若月勝博上人の本葬儀が行われた。

勝博上人は昭和57年、蓮盛寺住職となり、富士市仏教会会長や西谷鏡師法縁駿河支部長などを歴任してきた。平成27年秋の叙勲では、保護司を25年以上務めたことにより、藍綬褒章を受章している。

本葬の後、市内のホテルで「偲ぶ会」が開かれ、約200人の僧侶檀信徒が参加した。先代上人の優しいお人柄を思い出し、話に花を咲かせた。

H28.11.27蓮盛寺入寺式 (156)

H28.11.27蓮盛寺入寺式 (173)

H28.11.27蓮盛寺入寺式 (210)

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