お知らせ

妙円寺

住所静岡県富士宮市小泉1807

TEL0544-26-8415

山号萱守山

沿革 萱守山の山号の由来には二説ある。一は、推古天皇の御代(592~622)聖徳太子が富士登山の折に当山の近くで御一泊したので、土地の老翁が萱で屋根を葺いて夜露をふせいだ。二は、6老僧日興の孫弟子日郷が大石寺にて法弟の日道と異和を生じたので、本尊聖教を持ち、当山近くの萱の群生の中に潜んで追手をさけた。のちに房州の源氏の一族をたよって渡り、篠生源氏の外護をえて妙法をひろめた。
 寺号の改称について、はじめは浄土寺(真言宗)であった。嘉禄2年(1226)に北条政子が亡くなったので、のちに北条氏の家臣高崎入道円喜が菩提のために建立した。そののち、日興の直弟子日乗が、小泉法華堂として、小泉法華衆を育成した。さらに、日郷が大石寺在住のとき、正慶2年(1333)当山を拡大し復興して妙円寺と改称した。
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