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ひろめよう合掌のこころ

活動内容 2014.03.05

管内若手教師対象研修会

 2月25日(火)管内教化センター主催の若手教師対象研修会(管内45
歳以下対象)が宗務所会議室にて開催された。
 講師に久住謙昭上人(横浜市妙法寺住職)を迎えて行われ、管内若手
教師約30名が参加。久住師は「生死に係ることこそ、宗教者・仏教者が
関わるべきである」と考え、一昨年10月に「僧侶がつくったエイジングノ
ート いのちに合掌」を出版しており、それを元に「エイジングノートを用い
ての檀信徒との関わり」と題して自身の体験を交えながら講演。
 「エイジング」とは、人生を重ねるという意味であり、また「死」と向き合う
ことはより良く「生きる」ということ。限りある人生だからこそ精一杯生き、
悔いのない人生を送り、心豊かに生きていくことが仏教の生き方であり、
またそれを形にするのが、この「エイジングノート」の目的の一つである、
と語った。
 更には東日本大震災以来、「家族や友人を突然亡くし、悲しみ嘆いて
おられた姿を間近にし、亡くなっていった人達だけが震災の犠牲者では
ない」との想いから、地元青年会、全国有志の浄財により建立した慰霊
塔「久遠の祈り」についても触れ、「日本が、そして仏教が大事にしてきた
「縁」、そして日蓮宗が宗門運動として掲げている「いのちに合掌」、この
2つの尊さを伝えていくことが、お題目信迎の大きな役割ではないかとし
て研修会を締めくくった。
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