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ひろめよう合掌のこころ

活動内容 2016.03.18

管内青年教師対象研修会

226日、松永泰然師(富士宮市興徳寺住職)を招いて「未来からのメッセージ」と題した管内教化センター主催の青年教師対象研修会(管内45歳以下対象)を宗務所会議室で開催し、管内僧侶約20人が参加した。

 松永師はブラジルで建設会社を設立した異色の経歴をもつ。それがどうして日本で僧侶になるに至ったかを語り、その数多くの困難から「人生は結局、思い通りになる」ということを学んだという。

 「そもそも時間の流れは過去から未来へと流れるのではなく、未来から過去へ流れると考えるのが仏教的」であるとし、「未来の成仏に向かって歩いているのが、私たち『菩薩』の生き方。『過去に自分が設定した未来』が現在なのであって、現在の「思い」を未来にインプットすれば、人生は必ず思い通りになるのです」と、その哲学を語った。

 「ただしそれには、仏さまの存在に対する絶対的な信頼が必要です。『どうなっても結局は大丈夫』という安心があるからこそ、『困難に戯れる』ことができ、うろたえないで、ものごとに対処できるのです」と、信仰者としての生き方を説いた。 

 質疑応答では「敏腕経営者」としての今後のお寺経営の展望や、僧侶になって驚いたことなどが披露された。

 
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