山静教区主催の檀信徒研修道場が、10月1日、2日(1泊2日)の
日程で、身延山研修道場を会場に開催された。
この檀信徒研修道場は山静教区の7管区の持ち回りで開催され
るが、今回は静岡県中部宗務所(貫名英舜所長)が担当した。
参加者は、男女合わせて15名。それぞれが、日蓮聖人の棲神
の霊地身延山での修行を楽しみに応募してきた。
開設責任者である古田寿厚山静教区長導師のもと開講式が行
われ、受講生は緊張の面持ちで合掌し、2日間一生懸命仏道修行
に精進することを誓った。
1日目は中條暁秀上人(清水区本能寺住職)をお招きし「日蓮聖人
と身延山」と題した講義が行われ、続いて祖廟参拝・写経と続き、身
延山祖師堂で行われた「日蓮聖人御更衣式」に参列。蝋燭だけの幻
想的な雰囲気の中、厳かに行われた儀式に誰もが真剣面持ちでお題
目を唱えた。その後、道場に戻り唱題行に座談会と続き長かった1日目
が無事に終了。
2日目は5時に起床。本山朝勤に参列し、道場に戻っての道場朝勤・
奥ノ院参拝・感想文・意見交換と続き、最後に閉講式が行われた。
閉講式では今村建夫氏(山梨県随岸寺檀徒)が「この2日間の修行
で得た経験を活かし祖願達成の為に、更なる仏道修行に精進します」
と力強くった。
共に学び精進した、心身共に実りある充実した2日間の研修であった。