ひろめよう合掌のこころ
仏事の豆知識 2006.10.01
お年忌を営むということは、故人に『法華経』の功徳を回向し、故人を追憶してその徳に感謝し、故人の成仏を願うためですが、それとともに参列者のすべてが読経し、お題目を唱えることによって自らも功徳を積み、自分の"心の財産"を蓄えるのです。それが、お年忌(追善法要)の持っている意味です。
年忌の営み方
1周忌 3回忌 7回忌 13回忌 17回忌 23回忌 (25回忌)
27回忌 33回忌 37回忌 43回忌 47回忌 50回忌
などがあります。
故人が亡くなって1年目を1周忌といい、あとは亡くなった日を1回目(最初)の忌日として数えます。
したがって、3回忌は3回目の祥月命日で、亡くなって満2年後、7回忌は満6年後です。間違えないようにしましょう。また地域によっては23回忌と27回忌の中間をとる25回忌(亡くなった年の干支の2回目)や37回忌(干支の3回目)を営むところなどがあります。なお、地域により若干の違いがありますので菩提寺のご住職の指導を受けて下さい。
※亡くなって1年以内の法要には初七日忌、2七日忌、3七日忌、4七日忌、5七日忌(35日忌)、6七日忌、7七日忌(49日忌)、100ヶ日忌があります。
お年忌等のご予定は、早めに菩提寺とご相談しましょう。お年忌のときは、墓参準備(花・線香等)も怠りなくいたしましょう。